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サーマルカメラ(赤外線カメラ)

サーマルカメラとは?

Thermal Camera = 直訳すると「熱のカメラ」​となります。
サーマルカメラとは、物体から出ている熱を検知することができるカメラ​です。​温度のある人やモノは全て、「遠赤外線」という目に見えない光を発しています。
​サーマルカメラには遠赤外線を検出するセンサーが搭載されています。​サーマルカメラのセンサーは​遠赤外線の強弱を検知し、計測した温度に合わせ、​画像処理で色を付けることで、​視覚的に温度の分布が解り易いサーモグラフィを表示します。​

MOBOTIX サーマルカメラ

MOBOTIXのサーマルカメラ(赤外線カメラ)は、オールラウンドカメラのM16およびS16シリーズをベースにしており、高解像度の画像と優れた耐環境性能を誇ります。カメラが捉える映像の中で、定義された温度の標準範囲から逸脱した場合には、カメラがその変化を捉え、自動でメッセージを送信するなど、生命・ビジネスの環境を脅かす危険を早期に検出するのに非常に効果的です

M73サーマル S74サーマル M16B-T S16B-T
最大画像解像度 6メガピクセル(3,072×2,048) 6メガピクセル(3,072×2,048)
最大フレームレート サーマル含む場合:9fps サーマル含む場合:9fps、光学のみの場合:30fps
画像センサー 1/1.8インチ 1/1.8インチ
内蔵記憶容量 標準8GB(microSD)最大1TB 標準4GB(microSD)
コーデック MxPEG+/MJPEG/H.264/H.265 MxPEG / MJPEG / H.264
ONVIF互換性 プロファイル S/G/T/ に対応 プロファイル S/T/ に対応 ○(カメラのファームウェア Mx-system 5.2.0.61以降対応)
消費電力 25W 9W(瞬間的に最高10W)
動作温度 -40~+65℃ -40℃~+60℃(コールドブート:-30℃)
防塵防水規格 IP66(センサーモジュール IP67) IP66 IP66
耐衝撃規格 IK10、NEMA 4x(センサーモジュール IK04) IK06(ボディのみ)

注意– サーマルカメラ(赤外線カメラ)は特別な輸出法規制の対象です

サーマル画像センサー搭載のカメラ(サーマルカメラ/赤外線カメラ)は、米国および武器国際取引に関する規則(ITAR)の特別な輸出規制が適用されます

サーマル画像センサーを搭載したカメラ又はその構成部品は、米国/ITARによって禁輸措置が取られている国に輸出することができません
現在の禁輸諸国は、シリア・アラブ共和国、イラン・イスラム共和国、キューバ共和国、朝鮮民主主義人民共和国、スーダン共和国です
同様に「輸出権利剥奪者リスト」(www.bis.doc.gov >Policy Guidance > Lists of Parties of Concern 参照)に含まれる全ての個人と組織にも輸出できません。また如何なる状況においても、サーマルカメラ(赤外線カメラ)や搭載されたサーマル画像センサーは、核兵器、生物兵器、又は化学兵器の設計や開発、生産への使用を禁じ、兵器への組み込みも禁止します

サーマルカメラの活用事例

火災予防カメラ概要のイメージ

火災予防ソリューション

物体温度を可視化するサーマルカメラで常時監視。発火前に異常熱を検知。高度経済成長時代に建設された多くの産業基盤施設の老朽化が起因する事故が社会問題になっている今、工場火災事故などを未然に防ぐための取り組みが重要となっています。サーマルカメラを利用した監視の場合、物体温度による面の監視により異常をいち早く検知し通知することで火災予防の対策に寄与します。

排気ダクト​/設備配管の安全管理

排気ダクトは、ダクト内部に付着した粉塵、油塵などに火種が入り発火する恐れがあります。また、設備配管が高温になると、品質異常につながることがあります。異常な発熱を検知することで、火災を前段階で予防、品質低下を防止します。

母材置き場/ダストヤードの発熱監視

長距離・暗闇でも検知が可能なため、​面積の広いヤードや母材置き場でも数台の設置で監視が​可能です。​​
IP66取得で粉塵が舞うダストヤードでもご利用いただけます。煙があっても温度を検知することが可能です。

破砕機きっかけの火災予防に

破砕機の投入口では、​物体が発火して表面温度が​上昇するのを検知します​。
破砕後はコンベアを流れる高温度の物質も検知します。​発火物落下時の検知も見逃しません。接点信号との接続により、​既存の設備機器との連携も可能です。​

サーマルカメラの仕組み

物体が放出する遠赤外線を検出し、温度情報や画像に変換して表示

絶対温度0度以上の全ての物体は、物体の絶対温度の4乗に比例する赤外エネルギーを熱放射として放出している。

サーマルセンサーは、測定対象の物体から放出される放射エネルギーを検出し、その検出結果から物体の表面温度を推定することが出来る。

サーマルカメラでは、内蔵されたセンサーの各ピクセルが、測定対象上の対応するある一点の熱情報を取得し、
センサー上の多数のピクセルから得られた熱情報を統合することで、2次元の熱画像が形成される。

物体によって放射率が異なり、大気の状態と距離が結果に影響する

物体の放射率

物体の放射の能率を示す指標であり、物体の材質、表面状態、表面形状等によって変化する。そのため、異なる材質間で測定結果を比較する際には注意が必要である。

大気の透過率、測定対象とセンサー間の距離

物体から放射された熱放射のエネルギーは、サーマルセンサーに到達するまでに、大気中のガスや微粒子による吸収・散乱作用により減衰する。その影響は測定対象とセンサー間の距離が延びるほど大きいため、測定の際は、測定対象物とサーマルカメラの距離を一定にすることが望ましい。また、粉塵環境など通常の大気よりも減衰作用が大きいと思われる環境でも注意が必要である。

放射率例 (①対象物が何か?)

物質 放射率 温度
人体の皮膚 0.98 常温
黒い布 0.98 20℃
0.96 ~ 0.98 0℃
かたいゴム 0.95 20℃
ガラス 0.91 ~ 0.94 20~100℃
紙(つやのない黒色) 0.94 常温
紙(白色) 0.7 ~ 0.9 20℃
プラスチック 0.6 ~ 0.85 常温
セメント 0.54 常温
アルミニウム(磨いた面) 0.04 ~ 0.06 50~100℃



 

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