株式会社ツムラ様
コロナ禍でもオンライン活用でIRサイトの全面リニューアルを遂行
プロジェクト基本情報
お客様情報 | 株式会社ツムラ様 |
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事業内容 | 医薬品(漢方製剤、生薬製剤他)の製造販売 |
ホームページURL | |
ホームページ制作期間 | 約5カ月間 |
プロジェクトのポイント
- ツムラ様のホームページ全体の中でIRサイトのみに限定したリニューアルの実施
- 公開中のIRサイトの運用を止めずに、既存保守管理会社と連携してサイト改修を行った
- 公開中のIRサイトで利用していた外部サービス(チャート表示)を継続利用、かつ新たなサービスの導入を実施
- 英語サイトは従来のコンテンツから日本語と同様にコンテンツの拡充を図り、ターゲットである海外の投資家に向けた情報発信の強化を実現
- コロナ禍で対面によるコミュニケーションが難しい中で、オンライン会議などを活用し円滑なコミュニケーションを図りながらプロジェクトを進行した
プロジェクトの背景・目的・課題
前回のホームページリニューアルから数年経ち、デザインや掲載情報の陳腐化が見られるため、最新のトレンドを踏まえた内容、サイト構成に刷新を行うことになりました。ホームページの来訪ユーザーに対して、積極的な情報提供を行い、「企業イメージの向上を図ること」「企業価値の理解促進を図ること」をご要望としていただきました。
また、IRサイトの目標としては、「IRサイト評価ランキングの順位向上」「IRサイトへのアクセスを増やすこと」を掲げられています。
プロジェクトの概要
今回のIRサイトのリニューアルは、約5カ月の期間をかけて実施しました。まずは要件定義にて、ヒアリングを行いながら担当者のご要望をお伺いし、作業範囲や進め方の認識合わせを行いました。
- コンテンツ
- これまで必要最低限のコンテンツ情報であったため、投資家の方向けのコンテンツ情報を増やす(英語サイト含む)
- リアルタイムでの株価情報を表示する(ツールの導入)
- IR資料一括ダウンロード、メール配信、財務情報・開示資料の更新を自動化する(ツールの導入)
- サイト構造
- 現在のサイトの構造から基本的に大きな変更は行っていないが、IRサイトのディレクトリ名を、「https://www.tsumura.co.jp/zaimu/」から、来訪者にも分かりやすい「https://www.tsumura.co.jp/ir/」に変更
- デザイン
- ツムラ様のホームページ全体のデザインのトーン&マナーを崩さないよう配慮し、かつ、来訪者に行動を促すようなデザインにする
- コンテンツ更新基盤
- 運用担当者の負荷軽減を前提に、一部のコンテンツに対し更新ツールを導入し自動化を図る(CMSの実装)
サイトの構成やコンテンツの掲載内容については、コニカミノルタのIRサイト担当者にもアドバイスをもらい、より現場の声を反映したコンテンツをご提案させていただきました。また、デザインに関しては、IRサイトのみのリニューアルであったため、他コンテンツ含むツムラ様のホームページ全体との統一感を図ったデザイン作成を行いました。
他にも、公開中のIRサイトでご利用されていたチャート表示の外部サービスも残しつつ、株価チャートやIRメール配信といった新たな機能追加を行い、より充実した情報提供を行える基盤に整えました。
なお、ツムラ様のホームページの運用はコンテンツやインフラの管理運用で複数のパートナー会社様が担当されており、コニカミノルタもその1社として、各社と連携を図りながら、制作工程を進め、2020年10月中旬にサイト公開いたしました。
IRサイト公開後は、ツムラ様の社内で更新作業ができるように、今回のリニューアルで新たに導入しましたツールのレクチャーを実施し、ツムラ様の社内で部分的にコンテンツの更新作業ができる状態になりました。
プロジェクトの効果
2020年10月にリニューアル公開したばかりですが、公開後約1カ月のアクセスデータを前年と比較したところ、来訪者のアクセス数や滞在時間などが改善されています。
計測期間 | ページビュー | 平均ページ滞在時間 |
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2019年11月度 | 9,766PV | 00:01:08 |
2020年11月度 | 14,493PV | 00:01:20 |
- | 約4700PV UP! | 約12秒 UP! |
コニカミノルタに対するお客様からの声
ツムラ様のプロジェクト担当者より「コニカミノルタさんはIRにおいて、自社グループのIRサイト運用含め先進的な取り組みをされている企業なので、その経験もふまえた対応でいつも助かっています。」とのお褒めの言葉を頂戴しました。
今後の展望、計画
IRサイトの全面リニューアルを行い、ひと段落したところではありますが、CSRやESG等のコンテンツがまだ十分ではないため、今後コンテンツの拡充とコーポレートサイト全体のリニューアルを検討されています。
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