「MarkeZine Day 2018 Autumn」登壇レポート
~ インサイドセールス&MAの活用により新規顧客獲得を実現! ~
実施効果はトータルで振り返り、営業とも共有する
最後が、「PDCAの徹底」フェーズ。運用が開始した後はこのフェーズが一番重要となる。現在、デジタルマーケティング事業部では、週次の営業会議の場で、マーケティングチームからKPIの進捗状況を共有。営業会議内で、施策の結果状況が想定に達していない場合は、「電話や面談時のヒアリング項目を変更しよう」などと、営業チームとマーケティングチーム共同で改善策を検討することが出来るようになった。ただし、留意したいのは、施策結果を見るときに、一部の数字だけに捉われないことである。例えば、セミナーの場合、「集客数」だけで評価するのではなく、「来場率」や「アポ率」、「案件化率」などの施策後半の数字を含めてトータルで施策を評価するように心がけている。

確実な効果を創出
これら全体の活動結果として、活動開始から半年間で、セミナー開催あたりの申し込み獲得数が前年度比で130%、セミナー回数あたりのアポ獲得数が同144%、メールキャンペーンあたりの問い合わせ獲得数が同300%、そして新規獲得のアポ取得95件(対前年度比1.98倍)という成果をだすことが出来た。
まとめ
デジタルマーケティングの実行においては、「GOAL設定」「ターゲットの明確化」「コミュニケーション設計」「PDCAの徹底」の四段階のステップで実行した。ポイントは「マーケティングと営業が双方向に連携できる仕組みを作ること」「数字を細かく確認しながらPDCAサイクルの運用を続けること」この2つが重要である。
今後の弊社の展開としては、ここまでの試行で得られたノウハウを基に、2018年10月からの全部署に展開を進める予定としています。
デジタルマーケティングの立ち上げや運用改善にお困りの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。